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第15日 富士岡〜沼津(その1)
今日は矢倉沢往還の終点沼津まで行くつもりで、小田急新松田で乗り換え、 JR富士岡で下車する。
山を背負って、鳥居と小さな石祠だけの神社がある。山神社の名がぴったりである。
地蔵堂がある。境内に自然石の「申庚供養塔」と彫られた庚申塔を初めて見た。 馬頭観音もある。
裾野市にはいる。
JRの踏切を渡る。
富士山を撮影するため三脚を立てている人がいる。途中に電線もなく写真にはいい場所で あるが、朝から山頂付近は雲が取れないでいる。
旧道らしいくねった道を行く。
線路をガードでくぐってなお行くと、田の中に深良神社がある。 鳥居が木製で屋根がついていて、注連縄が太く真っ直ぐ横に 張ってあるのが珍しい。
三嶋神社がある。
境内にこの地の地名「石脇」の由来が書かれている。 黄瀬川にユルギ石という大きな石があったが、「不思議なことに子供の両手にて動いた由」、 この奇石の脇の部落であるので石脇といったという。